娘(小4)が女子ミニバスケットボールチーム野芥シールズに入部してみて

娘が福岡市早良区の女子ミニバスケットボールチームの野芥シールズに入ってから、家庭内の変化を参考に書いてみます。

キッカケ

ゴールデンウィークに実家に帰省し、子供達と甥っ子、姪っ子とゲームセンターに行って、バスケットボールゲームをやった時に、バスケットに興味を持ったのがキッカケでした。

そんな中、学校でバスケットボールの体験会のお誘いを先輩からいただいたことがキッカケで、ゴールデンウィーク明けに体験に行くことになりました。ゲームセンターでのバスケがとても楽しかったようでノリノリで体験会に行っておりました。

体験会も楽しくて、「バッケットがしたい」と初めて娘が自分でやりたい事を見つけてきた嬉しさと、スラムダンク世代の私は三井寿の名シーンを思い浮かべながら快諾、即決した事を覚えてます。

初めは小学生のバスケットだから遊び半分でやるんだろうという軽い気持ちで始めさせたことが、運命の始まりでした。

私も会社の管理者であり、妻も仕事をしながら3人育てている状況で、平日は目まぐるしい毎日で、休みは福岡近郊の大型ショッピングモールやゲームセンターなど娯楽などで楽しんでおりました。

父親として

一つ悩んでいた事は子育てについて、仕事に明け暮れて、休みは娯楽ばかりで子供を甘やかしていてばかりで、厳しさという面で、父親として本気で子供と向き合う事ができてるのか?という問いが少しありました。

お金にはあまり困る事はなく、一軒家も建て、好きなゲームを買ってあげたり、ゲームセンターで「これが欲しい」と懇願する娘に対して是が非でもとってやるさ!というおねだりに甘すぎる父親で、本当に独り立ちできる子供を育てることができるのか?

学校帰ってからも休みの日もゲームやYouTubeにひたすらハマっている我が子がこのままでしっかり育ってくれるのか?

当たり前にあるこの日常を感謝もせず、苦労もせず、しっかりとした大人になれるのか?

など親としての疑問を抱えながらも、何をどうやってこの問題に向き合えばいいのかも分からない状況でした。

そんな私の何気ない不安とモヤモヤしたやり場のない気持ちを変えてくれたのが、野芥シールズでした。

初めは土曜日、日曜日、祝日の練習があり、家族で旅行や娯楽に行く時間もない事に少し戸惑いを感じたのも事実です。こんなにも家族サービスがなくなってしまうなら、他のチームでも良かったんじゃないかと考える事もありました。

仕事も忙しく、せっかくの休みのゆっくりとした家族との時間があまり取れない事や、体力的な不安などもありました。

今しかない

次第にチームと関わっていく内に、選手のパパ、ママとお話する機会も増えていきました。その中で私は、子供のスポーツに大切な家族の時間を取られるいう考え方でしたが、逆に考えると、今しか本気で向き合える時間がないんだという事を知りました。女の子は小学校高学年から高校卒業まで、父親と接する機会は年を重ねる毎に極端に減っていく事は、会社の先輩や知人、ドラマなどでも良く耳にしてました。

そして、まだ小学生でありながらこんなに本気になってやっている事にとても驚かされました。悔しくて泣いたり、選手同士で支えあったり、技術も短期間でライバルチームと渡り合えるだけのコーチング、保護者の熱量など私の想像をはるかに超えてました。

環境こそ全て

娘も初めはキツすぎて軽い気持ちで入った事を後悔する時期もありました。でも本気でやっている選手と同じ環境で練習を続けていく事で、全くできなかった事ができるようになったり、初めはキツかった練習も耐えられるようになったりと明らかに強くなっている事を実感できました。

合宿や練習試合、お昼のお弁当の時間などでの交流でチームと関わり合いも増え、バスケットボールを始めるまでとても引っ込み思案な娘が、自分から発言できるようになったり、冗談が言えるようになったり、自分の殻を破っていく姿に家族だけでは変えられなかった娘の根本的な、努力する事、人と関わる事、自分の考えを伝える事など、社会に出て1番大切な事を学ぶ事ができていると思いました。こんな事はいくらお金があっても時間だけがあっても学べる事ではありません。本気で戦っている環境にこそ宿るものだと思いました。

本気でやっている娘を本気でサポートする

人は本気で打ち込める事に、どれだけの人が出会えているのでしょうか。

子供達は感情的で、楽しい事、楽な事、面白そうな事にはすぐに飛びつくけれども、自分を律する事はなかなか至難の業です。娘もそうですが、普通はキツイ事からは逃げると思います。

我が子がなんとかしがみついて本気でやっている事を本気でサポートする事で、ようやく子供も努力できるのだと思いました。

その環境を見つけてあげる事やサポートは、学校の先生や、友達ではなく、親にしかできない事だと思いました。

だから私は腹を括って、本気で応援する事を決めました。小学生で本気になる事を知るだけでも、絶対に将来役に立つと私は確信しています。

たった数年間しかない小学生の間だけでも、娘と本気で向き合い、自分と本気で向き合い、その先を目指して今を大切にしたいと思います。

子供の為に何かできる事はないかと考えるパパ、ママがこのチームに入ってきていただける事を願っております。

詳しくはInstagramで野芥シールズ女子をご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次